デュララリ!!
標的.09!!
放課後、帝人は正臣に連れられてとある本屋に寄っていた。
大量の漫画に圧倒されていた彼は、見知らぬ青年に話しかけられて思わず驚く。
正臣が彼とその連れの女性のものらしき名前を呼んだ辺り、知り合いなのだろう。
しばらくしてその2人ーー遊馬崎と狩沢と別れた帝人達は、知り合いの声を耳にする。
「ランボ! 売り物なんだから雑に扱うなって!」
「さっさと買ってやれ」
「分かってるよ!」
声の方を見れば、そこにいたのは帝人のクラスメイトと担任。
ツナとリボーンだった。
2人は彼らに近づき、話しかける。
どうやらツナは全く気づいていなかったらしく、帝人達を見ると慌て出した。
「よ、沢田。 何で担任と一緒なんだ?」
「え、あ、その……」
「歩きながら話します。 竜ヶ峰君と紀田君もついてきてください」
そう言ってリボーンは歩き出す。
彼等はツナがランボの本の会計を終えるまで待ち、早足で追いかけた。
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