Subsequent Descent
2
ⅩⅣ世(クオールディチェズィモ)――14代目の方がわかりやすいだろうか。
8代目以来の女性ボスで、『カリスマ的存在だ』と言う者達もいるほどの存在である。
しかし彼女には問題があった。
それは10代目が必死になって初代が作り上げた自警団の頃のようにしたボンゴレを、再びただの『畏怖の対象』にしてしまった事である。
14代目は6代振りの女性ボスと言う事もあり、周りから若干蔑視されていた。
それ故に今まで自分を見下した人達を見返すんだと心に決め、力ばかりを求めた。
そんな彼女の守護者達も力のある方が正義だと思っているそうだ。
最終的に14代目は穏健派だった前ボス・13代目を殺し、それだけでも酷いというのに、今度は12代目だった少年の祖父の命までも奪ったのだ。
彼が悔やんでいるのに気づいたその父は、しばらくしてから少年を呼ぶ。
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