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Subsequent Descent
8
「っ修羅、逃げろ!」
「無理だ明人、この剣士が何かしやがった!」

 そう叫ぶ修羅は、腕を押さえて膝をつく。
鼎の刀には雨の炎が纏わされていた。
おおかた、雨の炎の『鎮静』で動けなくなっているのだろう。
確か、スクアーロの技『鮫衝撃』だ。
にしても、と慶喜は思う。
技の準備をしながらここまで周りを見ていられるなど、普段ならありえない。
やはり、超死ぬ気状態でリミッターが外れているからだろうか。
そう思った直後に甲高い機械音が聞こえ、ゲージがどちらも限界に達した。

『発射スタンバイ!!』

慶喜は息を吸い、大きく口を開く。

「XX-BURNER(ダブルイクスバーナー)!!」

直後、グローブからライオンの形をした炎が噴出された。

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