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Subsequent Descent
4
「にしても……寿也」
「っ!」
「随分と良い御身分だな。 ボスを裏切った上に、堂々と本物のリングをつけてやがる」
「ぁ……」

 言いながら女が寿也に詰め寄ると、彼は明らかにうろたえた。
彼女の右手には、偽物だがそれでもAランクはあるボンゴレリング。

「修羅、さ」
「もう気安く呼ぶな」

そう言うと彼女――修羅は匣に炎を注入し、次の瞬間には寿也の方を向いたまま匣兵器だろう刀を振り上げていた。
慶喜が思わず目をつぶった、直後。

「何してやがんだ、てめぇ」
「簡単にやられるわけにはいかねぇからな」

金属音の後に、明らかに修羅と言い合う鼎の声がした。
まさかと思って彼が慌てて目を開ければ、予想通りで。
鼎が二振りの刀で、修羅の刀を受け止めていた。
二振りと気づき、慶喜はふと呟く。

「ボンゴレ、ギア?」

生まれ変わりだからなのだろうか。
自分達も、10代目と同じボンゴレギアが

「……使える?」

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あきゅろす。
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