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Subsequent Descent
2
「場所は?」
「こっから一番近い、広い敷地があるとこじゃん?」

 ルーナの答え方で、慶喜はすぐにわかった。

――並高だ。

潤弥が黙ってないだろう、などと考えていると、ソーニョが『術解きましたよ、ボス』と言った。
それを聞いたXECUSは、突然窓から外に飛び出すと銃から憤怒の炎を噴射して飛んでいった。
ヴァリアーの他のメンバーも、ほとんど音を立てずにそれに続く。

「クオーレさん、俺達はどうすれば」
「守護者を集めて、今すぐに!」

彼女に焦ったように言われて思わず息を呑んだ慶喜だったが少ししてハッとし、慌てて携帯を取り出す。
輪廻と黎雨、行人、そして寿也にメールを送った。
潤弥のメールアドレスはわからなかったが、彼の事だから既に戦っているだろう。
そう思って携帯をポケットにしまうとすぐに、彼らは部屋を飛び出した。

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あきゅろす。
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