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Subsequent Descent
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 その後少し間を置いてから慶喜は口を開く。

「あ、結局、何でわざわざ皆さんで?」
「見極める為だ」
「……一体、何を?」
「お前が、手を貸すに値する人間かどうか」

『手を貸す』と聞いて彼は首をかしげた。

まさか、ローザを倒す為なのだろうか。

慶喜がそう思った直後だった。
近くで何かが爆発したような轟音が響き渡り、元から開けていた窓が酷く振動する。

「な、何だ!?」
「バカかてめぇ、死にてぇのか!」

鼎は何が起きたのか把握しようと、窓に近づいた。
すると、窓に一番近かったシャルルが先ほどまでとは違う様子で叫びながらその顔を無理矢理押し戻す。
彼は言い返そうとしたが、真剣な顔をして武器を構えるシャルル達を見て黙ったまま自分も匣に手をかけた。

「一体何が起きたんですか!?」
「落ち着けって。 俺の術で見えてないはずだから」

ソーニョに言われると慶喜は口を閉じた。
しかし見えてないはずだと言った彼ですら、何処か焦った様子だ。
言い方からして、誰かが攻めてきたといった所なのだろう。

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あきゅろす。
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