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大空を守護する者達
U
「こっちの防犯カメラにも映ってたのよ!」
「風さんが?」

 ツナが問うと『ちっがーう!』とブルーベルは大きな声をあげた。
周りからの視線に気づいたのか、今度は小さめの声で口にする。

「アルコバレーノではある、ってびゃくらんが。 ブルーベルもまだ見てないの」

そう言うと彼女は『コピーだって』と言いつつSDを彼に手渡した。
ツナはそれをちょうど立っていたスクアーロに渡し、口を開く。

「これの解析、頼める?」
「あぁ!? 何で俺が」
「頼める?」

何か感じ取ったのだろう。
嫌そうにしていたスクアーロは慌てて頷き、部屋を飛び出した。



((出た、黒ツナ!))



その場にいた全員がそう思ったのは言うまでもない。

そう、『全員』が。
(もっとも、雲雀とXANXUSに関しては、正確には『また出たか』とあきれているのだが。)

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