大空を守護する者達 T 「だからここなのさ。 ヴァリアーのアジトは、部外者が入ったら何かありそうだし」 「まず入(い)れねぇ」 XANXUSがそう答えれば他2人は苦笑した。 答えた彼は白蘭に問い掛ける。 「集めた理由は何だ? しょうもなかったらかっ消すぞ」 「簡単に言えば……警告?」 「え?」 予想外の言葉にツナは驚愕した。 何の警告か全くわからない為彼が尋ねれば、白蘭はまたも驚きの事実を伝える。 「ボンゴレを狙う馬鹿が現れたからね」 「はっ、俺達を倒せると思ってる奴がいるのか?」 「そう、いるんだよねぇ……ボンゴレの同盟にルーナファミリーってあるだろう?」 XANXUSの言葉を受け止めてから彼の口にした問いに、ツナは頷く。 「はい、フィエラさんのファミリーですよね」 「そ、前に会ったフィエラ=デルタがボスをしてるトコね。 あそこの敵ファミリーが、何でかボンゴレを狙ってるって情報を得たんだ」 それを聞き、彼は少し考えた後に口を開く。 「……あ、ステッラファミリー!?」 [*前へ][次へ#] [戻る] |