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大空を守護する者達
U その一
「白髪……ミルフィオーレの総大将ですか。 確かに毎回、会談場所に突然現れますね」

そう言った骸は、部屋を出る為ドアに向かった。
すれ違う際に雲雀はまたもつまらなそうに口を開く。

「今回も会談だから、サプライズで来るみたいだね」
「クフフ、バレている時点で意味を成していませんがね」

そう言った後、骸は雲散霧消した。
彼が消えたのを見て雲雀はため息を吐く。

「……飄々としてる奴が多いから、術士は嫌いだよ」

口にした後、雲雀は自らのアジトへと歩みを進める。



それが同族嫌悪だとは、まだ知らない。



――――



最後の最後にネタを放り込みました。
雲雀さんも飄々としてる気がしてやまないので。
ちなみに『飄々』は『世間離れしていて捕え所が無い様』だそうで、故に雲雀さんは白髪も嫌いです(笑)
白髪と言うのはもちろんあのマシマロ大好き男です。
彼はいつもいつの間にか中にいるイメージ。

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あきゅろす。
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