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優男がスレるまで
6
 物騒なアドバイスを初代から受けた翌日。
時間帯は放課後。

「では、これで委員長会議を終わります」

リボーンから脅さ――否、勧められた上に守護者と言う名の友人達に押されて生徒会長になったツナは、会議を終えてようやく一息ついた。
その時、高校でも風紀委員長に君臨する雲雀が声を掛ける。

「大丈夫かい? 小動物」
「……雲雀さん、ここでは会長でお願いします」
「――訂正するよ。 大丈夫かい? 会長」
「大丈夫に見えますか?」

その問いに雲雀は『草食動物や小動物と、僕の考え方は違うだろうけど』と前置きした上で

「僕には大丈夫そうに見える」

と答えた。
前置きした上で言われたのでは、ツナも強くは返せない。
元より雲雀に対して強い物言いをするなどと言う考えも無いのだが。

「そう、ですか」

呟くと、苦笑した。

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あきゅろす。
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