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優男がスレるまで
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「そんなに怒るほど、ですか?」
「もうね、お前と雲雀さんに関してはあれだよ。 どうやったら変わってくれるんですか、どう言ったら変わってくれるんですか、変わる気ないだろお前ら、位には思ってるんだよ?」
「……随分とお怒りのご様子だなぁ? ツナ」

 らしくもなく固まっていた骸と雲雀の背後からリボーンが声を上げる。
そんな相手を見て、例えるなら憤怒の炎が出そうなほど怒っていたツナは正気に返ってから続けた。

「この間、プリーモからアドバイスをもらってね」
「あー……そういや最近偶然見たプリーモの日記に、今お前が言ったのと同じような事書かれてたな。 まさか自分と同じ苦労を子孫がするとは思うまい」
「……外見だけじゃなくて中身も似てるのかな、俺達と初代って」

そう言ってツナは苦笑した。

これ以降、守護者達の行動が良くなったのは言うまでもない。

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