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優しい愛し方
恋人たちの部屋
「は、恥ずかしい...よ、ユキ...」
「可愛い」
真昼の恋人たちの部屋では、今日も飽きもせず性交が行われている。
彼らは御互いを大切に思うがゆえに、すれ違っていた。
それがつい先日、遂に仲直りをしたのだ。
簡単なことではなかった。
征生にはセフレがたくさん居たし、御木にも恋人がいた。
それでも二人は、無事に結ばれることができた。
影で泣く人も多かったが、二人は知らない。
誰かを大切に思うゆえに、苦しむことが、二人を成長させた。
「ひぅっ......ぁ...ん」
「もっと良く、おまえの声を聴かせろ」
征生は御木の胸を弄った。
可愛らしいその乳首に、舌を這わせ愛撫する。
その度にピクピクと、反応する御木はとてもイヤらしく、征生の中心も熱をもって反応した。
最初は小さかったその実も、今では大きく熟れている。
ジュルッと、音を立てて舐めしゃぶれば、御木は大袈裟なほど嬌声をあげて善がった。
「ああぁんッ...ぁ...ぁぅ...」
「いいのか?ミキ...」
「やっ、もっと...さわって......?」
「んのっ、淫乱ッ」
征生は御木の尻タブを掴むと思い切り開いた。
露になったソコは征生のモノを求めてヒクついている。
征生は舌舐めずりし、そこを舐った。
昨日の行為の影響で、ソコは緩く、征生の舌を喜んで受け入れていた。
「んゃぁぁ...した、にゅるにゅる...しゅるぅ」
征生は下のほぐれ加減を見て、いけると思い、自身のソレをソコに宛がった。
そして勢い良く、穿った。
「きゃぁぁあんっ...」
「きつ...昨日あんだけヤったのに、おまえの此処は名器だな、ミキ」
「ぁぅ...あついのぉ、はいってくりゅ...ん...」
「ちっ、あんま煽んなッ」
征生はそのまま御木の中を何度も穿ち、ミキはその度に喘いだ。
「は...ん...あぅ...ん」
「............くっ」
二人の間で揺れる御木の性器は可哀想なほど赤く腫れている。
征生はソレを軽く指で弾いた。
「ぁあっんぅっやらぁ、イっちゃうよお」
「ああ、イけっミキッ」
「ぁっあっ......いっしょがいいっ、んっ」
「たくっ、じゃあ、少しの間我慢しろ」
「はぅぅんっ」
征生は御木の自身を握ると、快楽を塞き止めた。
そこからはがつがつと御木の奥まで暴くようについた。
ミキは過ぎた快楽に開いた口が塞がらなくなっていた。
「きゃぁぁあんっあん、あ...あっ」
「ミキッミキッ」
「ひんっ」
「イくぞッ」
征生はそういうと、御木から手を離した。
「イッちゃう......あっああんッ」
「ぅッ」
征生の精液を体の中で感じ、御木は恍惚とした表情をして自身の腹にも同じものをぶちまけた。
「ゆき...あいしてぅ」
何処か舌足らずな御木に微笑むと、征生は御木の髪をすいた。
「ああ、俺も愛している」

俺だけの御木。


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