[通常モード] [URL送信]

あなたを想う

 リビングには数箱の大きなダンボールが積み重ねてある。オレは、運んでもらった荷物の片付けに取り掛かった。

 荷物がある程度片付いた所で、ケータイを開いて見ると五時を過ぎていた。

「あ、もうこんな時間かあ…」

 基本的に自炊をするつもりだから、色々と買い物をしておかないと…。何て考えていたら、ちょうど暦から電話がかかってきた。

 おおっ!!何てグッドタイミングなんだ!

「もしもし暦?」

“あ、暮羽君?そろそろ買い物に行くかなって思ったんだけど…部屋の片付けとかどう?”

「今、ちょうど一段落して暦に連絡とろうと思ってたんだ」

“そうなの?よかった。”

「あ、暦はまだ一人で出歩いたら危ないから今からそっちに迎えに行くね。待ってて」

“うん、ごめんね。それじゃあ、待ってるから」

 えへへー何か暦とお買い物って嬉しいかも!えっと、とりあえず、財布とカードとケータイもって行けばいいよね?さて、それではしゅっぱ…

「あ…」


[*前へ][次へ#]

15/42ページ

[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!