あたし限定ホストクラブ３
７
「アカリ、気にしちゃダメだよ。ほら、３−２あそこ。」
あたしの表情がよほどひどかったのか、ミチルが元気付けようとしてくれてるのがわかる。
だけど、あたしと同様にミチルもナガレくんには誘われていないわけで。
あたしがスグルに誘われていないことに理由があるとしたら、同じく誘われていないミチルも同じ理由で誘われていない可能性が高いんだってことにミチルも気付いているらしく、ムリをしているように見えた。
スグルを信じたい。
スグルはただ単に誘い忘れてただけなんだって思いたい。
きっとミチルもナガレくんに対して同じように思っているはず…。
あたしとミチルは思い切って、いつもは見ることが出来ない校内の２人を見るべく３−２の教室の前へ向かった。
［*前へ］［次へ#］
[戻る]
[小説ﾅﾋﾞ|小説大賞]
無料HPエムペ！
携帯モード]
[
URL送信]
