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あたし限定ホストクラブ3
12

泣きそうな顔を人に見られないように、教室を出たあと俯いてトボトボと廊下を歩いた。



いくつかの教室の前を通り過ぎたとき、後ろから速足に追いかけてくる足音が聞こえた。
足音はどんどん近付きあたしを追い越すタイミングで、

「次を左に曲がって渡り廊下を渡って。3号館の図書室で待ってる。」

そう囁いた。


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あきゅろす。
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