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あたし限定ホストクラブ2【120ページ完結】
ヒザの上


な…なにぃぃぃ!!!?
ス…スグルのヒザの上だとぅ…!!!?



あたしは子供相手に超動揺しまくり!
手に汗握りまくり!





子供は有利だ。
さりげなくスグルに密着することが出来る。
そして、あたしはスグルのヒザの上を占領しているメイちゃんを押しのけることは出来ない。


なんという計算高さ…!!!
末恐ろしい…!!



あたしでも滅多にスグルのヒザに乗ることなんてないのにぃぃい!!!!






叫びたいのをグッとこらえたあたしは、涙を飲んでメイちゃんをヒザの上に乗せたスグルの隣に座るしかなく…。





メイちゃんにチラッと視線を向けると、


「……っ!!!!!」


メイちゃんはあたしのことなんか完全無視で、スグルにギュッとしがみついてた。





あたしはもう、のどから出ようとする叫び声をただ必死に抑えて、


「…メ、メイちゃん!ゲ…、ゲームしようか!?」


引き攣った笑顔でこの言葉を搾り出すのが精一杯で。





そして、それに対してメイちゃんは、ニコッと笑顔を作ると、







『あたしがかったら、スグルくんにつきあってもらうから。』


スグルの膝の上から堂々と、あたしの携帯電話に挑戦メールを送り付けてきたのだった!





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あきゅろす。
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