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サクヤとミズホ【38ページ完結】
顔合わせたくないけど


あたしは次の日、学校を休んだ。






サクヤはあたしのこと好きじゃないとか、
サクヤにとってあたしは『家政婦』で『セフレ』だってこととか。

頭では理解していたつもりだったけど、目の前で突きつけられた現実は思ったよりショックだったらしい。


食欲もなくて、ボーッとただ部屋にこもったまま1日が過ぎていく。






携帯の電源はサクヤの部屋を出た瞬間から切りっぱなしで、サクヤが連絡をくれてるのかどうかもわからない。



でも。



サクヤの顔を見ないように学校を休んで、サクヤからの連絡がこないように携帯の電源を切ってるにも関わらず、あたしの頭の中はサクヤのことでいっぱいだった。







顔がよくて。
女の子にモテて。
エロくて。
意地悪で。
自分勝手で。

ときどきちょっと優しいサクヤ。





今はサクヤと顔なんて合わせたくないのに、









会いたくて会いたくて仕方がないんだから、あたしはホントにバカかもしれない…。




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あきゅろす。
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