[携帯モード] [URL送信]
サスケは眠い時限定甘えん坊将軍byナルト
サスケをオレのことでいっぱいにしてやるつもりだったのに、いつの間にか、オレもサスケでいっぱいになっていた。

そんなのずっと前からだったはずなのに、お互いの気持ちがわかった途端、それが一層強く感じた。



気がつくと朝になっていて、カーテン越しに朝日のまぶしい日の光を感じた。

サスケはまだ起きる気配はなくて、朝日を浴びて透き通る肌に触れてみた。

少し顔を歪めたけれど、そんな姿も様になってしまうのだからつくづくイケメンってばズルい。

きっとヨダレ垂らしてても格好良いとか言われちゃうんだろうなーと思ったらなんだか妬けてきた。

なぁなんて考えていたらサスケがもぞりと動き出して酷く不機嫌そうに目を薄く開いた。

「なに…触ってんだよ……。」

「ん、サスケ。」

「そーじゃねぇ。」

サスケの質問をはぐらかすように答えれば余計不機嫌になって、触れていたオレの手を思い切り引くとそのままオレに抱きついてきた。そして、

「ころしてやる。」

と冗談めかして、力の入っていない体でぎゅうぎゅうと抱きしめてきた。

オレの肩に頭を埋めて、腕は背中の方へピタリと回されホールドされた。ついでに片足を取られ、サスケの両足に挟まれた。

ぶっちゃけサスケのアソコが太ももに当たってるし、オレのもおんなじ感じに当たってる。

「あいしてる。の間違いじゃねえの?」

「ん。」

そう言うと、サスケは少し笑ってより一層抱きしめてきた。

布ごしにアソコが若干擦れてきもちいいとか思うけど、もう朝だ。

どうせカカシ先生は時間通りに来ないだろうけど、今起きなければ集合時間ギリギリになってしまう。

ぐるりと反転してサスケからマウントポジションを奪った。

そして、

「サスケ、起きるってば。」

と優しく唇に触れた。

[*前へ]
[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!