ナルトのパジャマ姿がこんなにそそるもんだと思わなかったbyサスケ
「本当に来たのかよ。」
パジャマで出迎えたナルトに当然だろと言って、オレは靴を脱いだ。そうして、ちょっとシャワー借りると言って、少しだけ汗を流した。一応家で風呂に入って来ていたので、簡単に済ませたオレは、すぐに上がるとジャージに着替えた。
「布団なんかねーからその辺で寝ろってば。」
「それが客に対する態度か。」
「オマエが勝手に来たんだろうが!?」
やたらキスばっかしやがって……。
と言って頬に手を当てるナルトにじゃあ答えを聞かせてくれと尋ねると、そんな簡単に言えるかよ。と真っ赤になってベッドに潜り込んでしまった。
ナルトは基本分かりやすい。この間は動揺して騙されてしまったが、今回はほぼ見た通りで間違いはないと思う。しかし、核心がないのだ。確かな言葉や行動が、欲しかった。
「なぁ、ナルト。」
すっかり布団を被ってしまったナルトの上に乗ってしまうとオレは顔だと思われる部分に近づいて声をかける。
「オレはオマエが好きだ。オマエだって同じ気持ちじゃないのか。キスだって、嫌じゃなかったろ?なぁ。答えてくれよ。」
オレは思った以上に焦っていた。返事ももらえずに行動してばかりで、大丈夫だと思いつつも、嫌われたりしないだろうかと心のどこかでは思っているのだ。
なぁ、ナルト。答えてくれよ……。
オレは項垂れる頭をナルトに乗せた。
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