[携帯モード] [URL送信]

うちとBASARAと日輪の智将
ページ:3
倒れたなつめを見つめる男がひとり。



「−−さて、信長公の御命令通り……行きますかね−−」



長い銀髪をもつ、その男は、小さく呟き、クックッと笑い声を漏らした。



男は、長い銀髪を揺らし、ゆらゆらとその場から去った。



狂気の笑い声を響かせながら−−−−





−−−−−−−



「…………………」



元就は一人、部屋で執務をしていた。



そして、ふと顔をあげる。



遅い。



いつもなら、「就ぃ!」とか言って、茶と菓子をなつめが走って持ってくる。



故に、盛大にこぼす事もあるのだが。



「…何をしておるのだ…?」



なつめは馬鹿だが時間は守る女だ。



元就は不審に思った。

[*前へ][次へ#]

3/14ページ

[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!