うちとBASARAと日輪の智将 ページ:1 またも不穏な報告が届いた。 「元就様!ご報告します!長曽我部軍の船が毛利軍の領地に近づいているもよう!」 「長曽我部だと…?」 元就の顔がまた厳しくなる。 「…攻撃の気配はあるか?」 「そのようで…」 元就は軽蔑の笑みを浮かべた。 「賊が…叩き潰してくれるわ…」 そこに。 「就ぃ!お茶と大福、持ってきたよ。」 なつめが入ってきた。 「…そこに置いておけ。大福はいらぬ。」 「せっかく持ってきたのに?もったいないから食べて!」 なつめは大福とお茶を置くと、部屋から出ていった。 「………とにかく…陣をしけ。守りを固めろ。」 「はっ!」 兵士が去ろうとしたその時−−− 《ドゴォオオッ!!!!》 [次へ#] [戻る] |