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うちとBASARAと日輪の智将
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元就が厳しく兵を睨み付ける。



震えあがった兵は、焦りながらも答える。



「顔までは確認出来ませんでした…!申し訳ありません!」


「…顔も確認せずに、なぜ我と?」


「はっ……元就様の戦衣装を着ていて、緑の長兜を被り、顔が確認出来なかったために−−元就様だと判断してしまいました−−」



元就は考えこむ。



自分の戦衣装を着ていた?



それは、第壱武器庫にあるはずで、入れる者は限られる。



「−−…まさか…」



そんなの、一人しか思い浮かばない。



「−−なつめが…?」


第壱武器庫の整備を任せている、彼女しか。


元就は歯をくいしばる。



「ただちにその者を捕縛せよ!迅速にだ!」

「しょ、承知!!」



兵はよく分からないまま、伝えに行った。



兵が居なくなった部屋で、元就は怒りを込めて言った。



「愚か者めが…!」

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あきゅろす。
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