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空を見上げて
標的12 その4

何を隠そう今日はツナの守護者にハーフボンゴレリングが配られた日だ。

明け方に家光さんがいきなり入ってきたときはつい条件反射で枕を投げてしまった。

すいません家光さん…。

まぁ、ともかくツナが慌ただしく出て行くところを見送っていたら、頬が赤い家光さんにディーノさんを並中校門から応接室に連れて行くおつかい(?)を頼まれたと言うことだ。

あと、家光さんにはディーノさんと同じくリボーンが私の事を話していたらしい。

「何かあったら頼ってくれ」と力強いお言葉を頂いた。

以上!

っと…そうこうしているうちに今一番近づきたくない応接室の前に着いてしまった。


『…此処が応接室です。それでは私はここで失礼―――』


します。

そう言い終わるまえにディーノさんに腕を掴まれる。

今は逆にあなたのその人懐こい笑顔がこわいです。

取り敢えず離して下さい。

真面目に私の生死がかかっているんです。


「なんで走ろうとしてんだ?」

『一刻も速くここから遠ざかりたいんです』

「知り合いなんだろ」

『違います。…って!?』


ディーノさんが私の腕を掴みながら入っていこうとするので、何とか応接室に入ることだけは避ける。


「お前が雲雀恭弥だな」

「……誰……?」

「オレはツナと柚の兄貴分でリボーンの知人だ。雲の刻印がついた指輪の話がしたい」

「ふーん、彼女と赤ん坊の…。じゃあ強いんだ。」


ロマーリオさんの背中に隠れ様子を伺っているのだが、恭弥の殺気がスゴく痛い。

目線もこっち向いてるし。


「僕は指輪の話なんてどーでもいいよ。あなたとそこで隠れた気になっているチビを咬み殺せれば…」

『バレているのは分かってたけど、チビはヒドいよ!チビは!!』


顔だけ出して睨みつけるも、“本当の事でしょ”と目で話し掛けられる。

骸よりちっちゃい癖に。
そうブツブツ呟いてると殺気が倍増した。


『取り敢えず、その人に勝ったら戦うけど、そこまであの事は保留にしといて。…ホントはしたくないんだけどね』

「君がそう言うなら、かなり強いんだ。…パイナッポーよりはデカいよ」


何をおっしゃ恭弥さん。

君は169、骸は177.5で負けてるんだよ。

地味に骸が守護者の中で一番高かった筈だし。


「あと…この人と屋上で戦ってるからって草壁に伝えといて」

またしても言い終わると直ぐに階段へと優々と歩く恭弥。

ハァと一息ついてからディーノさんとロマーリオさんを見送る。

さてと、草壁さんが来るまで応接室でまったりしてますか。

そのあと草壁さんに事情を説明して、教室に着いたのはHR直前だったのは言うまでもない。


〜標的12 END〜




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