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空を見上げて
標的2 その1

何故私は大阪から並盛へテレポートのようなもので移動したのか――

三人で考えていると、不意にハルが言い出した。


「こんなところでずっと考えているのも何ですし、移動も兼ねてツナさんやリボーンちゃんに意見を聞いてみませんか?」

「そうだね。
元々ツナ君のお見舞いに来たんだしね。
それにツナ君優しいからきっと一緒に考えてくれるよ!」


そう言うと、二人は今まで座っていたソファーから立ち上がった。

ちょっと待った!

ツナはあのダメツナって呼ばれてるツナだよね?

リボーンはアルコバレーノの1人であるあのリボーンだよね?

ってか“お見舞い”?

新たに出てきたストーリーの手掛かりに私は頭をフル回転させ、REBORN!の記憶を掘り出した。

…ツナの並盛中央病院へのお見舞いってことは、私の覚えている限り二回だけのはず。

一回目は日常編でディーノと修行したとき。
確かエンツィオが巨大化したせいで怪我をして入院。

その時、さらに病院で雲雀さんのゲームに巻き込まれ咬み殺されたというものだ。

もう一回は黒曜との戦いで骸に勝ったあと、筋肉痛で気絶したとき。

此方はマンガやアニメに描写が無かったが、ファンブックのVONGOLA 77の小説に書いていた。

REBORN!の小説の中で大好きなツナが唯一出ていたところだからよく覚えている。




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あきゅろす。
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