Make Love
叔父様☆
うん…
これまた長ぁい廊下を歩く。
城(校舎)の中も外見のイメージを崩さず、洋風な感じで整えられている。
「はい到着!!ここが理事長室だよ〜。後はノックして入っていきなね」
ばいばーい!と言って、先輩らしき人は帰って行った。
叔父…ね…。
まぁ何はともあれドアを叩かない限り事は進まない。
コンコン
心地よい軽い音がした。
『どうぞ』
ガチャ
ー…この人が…俺の叔父…。
「よっく来たねぇー!悠君よ!!さすが真斗の息子。そっくりだ」
…。
そんなに頭をわしゃわしゃやられても俺は犬じゃないんで嬉しくないですよ叔父様☆
「今日からよろしくお願いします。」
「そんなに堅苦しくならなくていいよいいよ、俺の事は『聖二』って呼んでくれ」
はいはい。聖二さんね
「分かりました聖二さん」
「よし、じゃあ寮に行こうか。あとで部屋に説明の紙やら制服やら生徒手帳やら必要な物を持ってかせるから部屋で待っててね」
はい。これカードと言って金の王冠マークのついたカードを渡された。
てなわけでとりあえず寮に行くらしいですよ
部屋を出ようとしたら
「今案内人読んだから座ってて」
って言われたから黒革の立派なソファーに座った
「お呼びでしょうか。」
ん?この声どっかで聞いたことあるぞ…。
声のしたほうへ顔を向けると
…あのここまで連れてきてくれたフレンドリー先輩。
「あぁ。この子を寮へ連れていってあげてくれないか?」
「分かりました。…じゃあ行きましょうか」
といってドアを開けてくれた。
ー…なんかさっきとえらい違う態度だぞ?
『失礼しました。』
と二人でドアから出た瞬間
「やっほー!また会えたねー♪理事長からお呼び出しだから何か悪い事やっちゃったかとめちゃ焦ったぁ〜」
前言撤回。変わりない
てか、部屋の鍵がカードってやっぱりどんな学校だよ!!
まぁとりあえず、なんだかんだ話してたら寮についた。
わぁお☆これまた大きいねぇー
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