Make Love
謎のお方
「あ…。今日からこの寮に入れてもらう者で、理事長にあいさつに行かなくてはならないんですけど、中への入り方が分からなくて」
最後の方は恥ずかしくて語尾が小さめになってしまった。
だって「門の開け方が分からない」だぜ?
恥っずかすぃー//
「あぁ、君が今日新しく寮に入るって寮長が言ってた子ね」
ぬ?
俺の事知ってんの??
あっ、寮長が言ってたんか。
そりゃそうだよなー
俺ついこないだまで一般peopleだったしー
こんな平凡な野郎を金持ちなぼんぼんが知ってる分けないよなー
「あ…。はい。そうっす」
「うん♪おっけー。案内するよ〜。ついといで〜」
そう言うと門の横にあるインターフォン(あったんか)
に何か喋ると巨大な門が開いた。
「おお…お!!」
巨大な門が開いたことに感動してキラキラと目を輝かしてると
「…ふはっ」
わっ…笑われたぁぁぁ//
俺って子供っぽいのか?
でも誰でも感動するはず!!
うんうん!!きっとそうに違いない!!
んで開かれた訳ですがぁー
これまた
「でっかぁぁぁぁぁぁ!?」
やべぇ、どうなっちゃってんの?
学校?学校ですよね?
どこかの城じゃありませんよね?
「ー…ちょっと車呼ぶから待っててね♪」
くっ…車?
たった校舎に行くだけで?
どんだけ広いんじゃこの学校は!!
数分たった時、俺の前にある「車」とやらは…
デーン
はいきた、一般peopleの思考!!金持ちの常識
『リムジン』様〜
はいはい、長いですこと…。
「よし、行こうか」
助手席からSPみたいな人が降りてきてドアをサッと開けた。
おぉー!!見事なスーツマン
逃○中に出演できるんじゃないか?
-5分後-
「うぉ…ぉ…ぉ」
なんじゃー!?この巨大な城は!!
何?俺城見学に来てないよ
理事長にあいさつに来たんだよ?
あのリムジン様はどこぞに連れて行ったのですか!!
「理事長室に行くんだっけ??
場所分かる?」
「いや、『全く』分からないです。」
「ん、了解っ!!ならついといで〜」
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