Make Love
始まり
来た……。
とうとう来てしまった…。
何処に来たかって?
そりゃドでかい学えn
………。
「でかすぎるだろぉぉぉぉ!!」
思わず叫んじまった…。
でもな!でもな!
物には「限度」っつーもんがあるんだぜ?
ここは、国内で数多の金持ち坊っちゃん達が沢山通う男子高校の「雹桜学園-ハクオウ ガクエン-」
んで、ついこないだまで一般peopleだったはずの俺(蒼葉 悠-アオバユウ-)はこの学校の理事長が叔父であることが判明し、気が付いたら叔父さんが入学手続きをし終えていた。
叔父さんも強引だよな…
父さん達もなんで教えてくれなかったんだよ。
そう。一週間前のこと
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「…父さん。そういえば俺受験してないけど働くの?」
そう。父さんに受験しなくていいと言われ続けあと一週間で入学式が始まるであろうシーズンにずっと抱いていた疑問を打ち明けた。
「働く?何を言ってるんだい?俺の可愛い悠君や…。もう高校には入学しているよ」
ー……は?
ナニヲイッテルンダコノオヤジハ
「フフ。訳が分からないという顔をしているね?それがな…」
そっから長ったらしい話を聞かされ、俺が分かったのは
父さんはどうやら有名な「蒼葉グループ」の息子らしい。
約15年前「俺は自由に生きる!!」
とか言って逃げ出し、バーで働いていたところ母さんに出会い結婚したらしい。
父さんの父さんつまり俺のおじいちゃんは一時、跡継ぎを諦めたらしいが父さんの弟つまり叔父さんが極度の兄弟愛があり1ヶ月前についに見つかり。本家に連れ去られたらしい。
数々の経営に成功している蒼葉グループはそのうちの一つに学校があるらしく俺はどうやらそこに入れられたそうだ。
ちなみに父さんは跡継ぎに引き戻され今日から海外に修行に行きそれに母さんはついていった。
んで残された俺は学校の
「安全・安心・セキュリティシステムばっちり☆」の寮に入れられた…と
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とりあえず今の問題は…
そう…。このドでかい門、どうすりゃいいんだ?
しばらく心の中でドでかい門と戦っていると
「…どうしたのかな?」
すごく人の良さそうな方が話しかけてきた。
若さ的にもこの学校の生徒か?
漆黒のような髪に切れ長の目…
はっきりと線のある二重に左目の下にあるセクシーホクロ
…悔しいくらいに長身で美形…。
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