loNG THE PRINCE OF TENNIS dreAM
0-3
「「「ちーす！！」」」
部員が一斉に頭を下げる。
「新入生も、部の雰囲気に慣れてもらいたいから、開いてるコートに入って打ってもいいよ」
「「「わー！！」」」
「おいおい、あの人だぜ？去年負け無しの手塚部長ってのは！」
「へぇー、あの人が！」
「貫禄あるー！」
「大石」
「ん？」
「俺たちも軽く打っとこ！」
「あぁ、そうだな不二。手塚が来るまでやっとくか」
「手塚部長じゃないみたい」
「ヒュヒュヒュ〜//」
口笛で誤魔化す堀尾…ι
バシッ─
バシッ─
バシッ─
「「「……………」」」
「それっ！」
「ふっ！」
「不二、ステップが遅れたぞ！」
「すごい…」
「どこにロブ出しても…
全員…
正確にカゴに返してる…」
「あんなスマッシュ練習見たことない…」
「あれが青学のレギュラー陣か。すごい…」
「相変わらずだな、ウチの先輩たちは。
…おい、分かったか！
まぐれくさいツイストサーブが打てるからって、お前ら１年の出る幕はねぇんだよ！！」
─その時。
「あっ、デカイ！」
大石の打ったロブがリョーマの方に飛んできた。
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