loNG THE PRINCE OF TENNIS dreAM
0-6
「…ふーん、なるほどね」
「バカが、強がりやがって!テメェに勝ち目なんか…ねえだろうが!」
荒井がボールを打つ。
リョーマはそれを打って荒井のコートに入れた。
「「「「!!!」」」」
『!!リョーマ……』
「おお!体を回転させてスピンかけたぜ!」
「やるじゃん」
「メチャメチャ遅〜」
「っ!…ふざけるな!一球返したからって…この!!」
「“弘法は筆を選ばず”…ってやつかな?」
『…周助』
「ん?」
『私、期待してもいいかしら?
……今回は』
「…いいんじゃない?
…僕も期待してるしね」
『……えぇ』
リョーマは次々にボールを打ち返す。
「来るな、アイツ」
「ああ」
「そのボール、邪魔だね」
スマッシュで荒井の足もとのボールも一緒に打った。
荒井はその場に座り込む。
「チッ、バカバカしい。二年の恥さらしやがって」
「おい、海堂?」
「便所っスよ」
「さ、こんなもんで準備体操は終わり」
「あっ!越前、ガット切れてんじゃん!」
「あぁ…
ま、いいや。
…最後までやってもらいますよ、先輩?」
「アハハ……」
「おいおい、もういいじゃねえか」
「たかが練習試合だぜ?」
「…ヤダ」
『(それじゃリョーマ…期待してるから)』
その後、部員全員グラウンドを走らされたのは言うまでもない……ι
そして─
「「「羽山先輩!!」」」
『ん?』
堀尾達だ。
「ち、ちょっと、お聞きしたいことがあるのですが!」
『えぇ。なぁに?』
「その…羽山先輩は、桃城先輩とどういう関係なんですか!?」
『…え?』
「いや、その…ちょっと気になって…」
『……フフフ。気にするような関係じゃないわ。ただの先輩と後輩よ?』
「そうですか。先輩と後輩
……えっ!?」
『?』
「それじゃあ羽山先輩、3年生ってことスか?」
『えぇ』
「でも、桃城先輩、呼び捨てで呼んでましたよね?」
『あぁ、そのこと?それは、私が頼んだのよ。堅苦しいから、呼び捨てで呼んで。って』
「なーんだ、そういうことだったのね!!」
「「「『!!』」」」
「と、朋ちゃん…」
桜乃と朋香だ。
「これでやっと謎が解けたわ!あー、スッキリした!!」
「す、すいません、急に!」
『いいのよ、別に。…それにしても、謎になってたのね。私たちのことι』
「「「アハハハ……」」」
『(ま、武のことは、どっちかっていうと好きだけど…
今はまだ、“先輩と後輩”かな?)』
会話を聞いていたリョーマは、帰ってからもずっとご機嫌だったらしい。。←
Genius 003 登場、青学レギュラー
END.
atogaki&次回予告↓
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atogaki
終了いたしました!!
やっと3話……。。。
道は長いですね。(やれやれ…)
さて、いよいよ次回からはランキング戦の始まりです!
他校との絡みは……もうちょっと待ってくださいね。。。
でわ。
次回予告↓
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次回予告
ついに始まった、校内ランキング戦!!
リョーマと海堂の試合が始まる。
そして、藍羅のテニスとは…??
まだまだ目が離せない!!
次回、
【マムシと呼ばれる男】
誰がマムシだって!?フシュー…
H20.12.26.金.PM01:39
投稿
H21.03.17.火.AM04:13
編集
H21.06.03.水.AM00:29
再編集
H22.03.28.土.AM00:03
再々編集
H22.07.28.水.AM02:54
再々々編集
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