loNG THE PRINCE OF TENNIS dreAM
0-5
「乾は今、別人と戦ってる気分だろうなぁ」
『えぇ。あれ、相当辛いはずよ』
「ふう…。まいったなぁ…
予測しても返せない球を打つやつがいるなんてね。
でも、…まぁ、決してこちらが追いつけないわけではないから。
この試合のパターンを含めたうえで確率計算しても、勝機は十分にあるわけで…」
「うーん、タフだねぇ、乾も」
『ほんとに、ね』
「やれやれ」
「……ん?」
リョーマはラケットを左手から右手に持ち変えた。
「『!!』」
「「「あっ!」」」
「「あっ!」」
「あ、そうか!」
「ねぇ、乾先輩。
来る場所が分かっててもとれない球、もう一つあるよ」
「来る場所が分かっていてもとれない球?」
リョーマは左手でボールを高く上げる。
「右でサーブ…子供だましだな」
「こんなサーブが通用するか!!」
リョーマの打ったサーブは、乾の顔の横を通る。
「「「出た!ツイストサーブ!!」」」
「15-0」
「キャー!決まったー!!」
「ツイストサーブ!!」
リョーマはゆっくりとボールをつく。
「右手じゃ威力は落ちるけど…
そのメガネに向かって、飛んでいってほしいからね!」
「ふふ…」
『クスッ…』
Genius 008 スプリットステップ
END.
atogaki&次回予告↓
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atogaki
勢いに乗って第8話も書きました!!
堀尾…
セリフ長ぇよ!!!
クソクソ堀尾め!←
アンケートでは相変わらずゆっきが人気みたいですね♪
コメント数も相当入っていて…嬉しいです(≧▽≦)
はてさて次回なのですが、本当ならこのままいけば第9話をお送りするところですが…
ここらでちょっと番外編……
かな?
を書きたいと思っています!!!
題して、
【出逢いシリーズ】です!!
はい、そのままの意味です。
ヒロインとキャラたちとの出会いを書きます!
((なんかぶっちゃけ、今の状態って甘い要素が全然入ってないじゃないですか?(爆)
セリフも少ないし。
んでこのままだとヤバイな、と。
基本激甘サイトなのに何をしているんだ、と。
というわけで勝手に過去の話をしてしまおう!
という魂胆でございます。))
…で、
第1段は…桃ちゃん!
なんか桃ちゃん意外に出てくるけど、これからはそんなに出番少なくなることが予測されるので、今のうちに。と。
詳しいことはまだ言えませんが、今のところ予定しているのは、
桃ちゃんのほかに【5名】です!!
なんとなく分かりますかね…?
いい作品にしてみせますので、お楽しみに♪♪♪
では、いつになく長いatogakiでした!
また次回!!
次回予告↓(もう結構したけど)
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次回予告
─俺はとくに、愛だの恋だのには興味がなかった
─テニスが楽しくて楽しくて、ほかのことなんて目に入らなかったから
─だから本当に驚いたぜ
─まさか自分がこんなことになるとは思ってなかった
─お前、凄ぇよな?
─あんなに、テニスにしか興味と視線を向けてなかった俺の視界に、入ってきたんだからよ
─俺さ、自信あるぜ?
─何年経っても、テニスとお前のことを好きでいる自信。。。
次回、
【Genius 008.7 俺が勝つまで−桃との出逢い】
─お前が卒業するまでに、必ず伝えてぇんだ
H21.03.14.土.PM21:48
投稿
H21.03.17.火.AM06:02
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