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loNG THE PRINCE OF TENNIS dreAM
0-1





Genius 005 スネイク・ショット








































──今年度初の、【校内ランキング戦】。



現在の試合は…

越前リョーマvs海堂薫












『…………』

牛乳を飲みながら試合を観戦する藍羅。

リョーマがサーブを打つ。









「スネイク!?」

「いや、ただのリターンだ!」



ラリーが続く。

海堂がスネイクを出した。

リョーマはそれを拾って打ち返す。

ボールはコート外に落ちた。



「アウト!」



「今の球に追いついた!!」












「ダメか…」










「スゲー、お互い一歩もゆずってない!」





それを聞いた海堂が反応する。

「んっ!?」


「「「ひっ!」」」

「ヤベッ!」

「プッ!暗ぇヤツ」

「き、聞こえますよ!」

『…………』















「ゲーム・ウォンバイ 海堂」



「ゲーム・ウォンバイ 越前」





「しっかし今日は暑いなぁ…」

「見てるだけで汗が出てくるぜ」


「どうなると思う、手塚?」

「…………」





リョーマのサーブ。

ラリーが続き、海堂がスネイクを出す。










「出た!またスネイク!!」





リョーマは打ち返す。

海堂はまたスネイクを出す。

リョーマは走っていき、打ち返す。










「リョーマ君、どんな球にも追いついていってるよ!」

「このまま行けば、チャンスがあるかも!」





リョーマが打ち返す。










「また返した!!」



「あ〜あ、越前のヤツ、完全にマムシの罠にハマっちまったな」

「「「え?」」」

「罠?」


「そう。マムシにとってスネイクは囮(オトリ)に過ぎない。

ヤツの本当の狙い。それは……」



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