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ASSAULT〜僕らの日常〜(完結)
その1 笑顔とアイリス 5
アイリスはスタスタと歩いた。伊吹と一定の距離をとりながら。

(・・・仲間、か。イブキにとって、私はその程度の存在なんだ・・)

伊吹にとってはそうでも、アイリスにとって伊吹はすでにただの仲間、同棲相手、クラスメイト、ではなくなっていたのだ。それ以上の存在になっていたのだ。

さっきの伊吹の様子を見て、もしかしたら、と思ったが・・・。

そんなさっきまでの自分が馬鹿らしい。

第一、自分のことを伊吹が好きになる理由がない。自分の過去すら話していないのに。それに、伊吹には見せられない、見せたくない『もう一つの姿』があるのだ。

(イブキ・・・)

一筋の涙が、アイリスの頬をゆっくりと撫でた・・・。

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あきゅろす。
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