・雑記
ファースト・ロスト
君を見ていた
産まれてからずっと離れるまで
変わっていってしまう感情表現や、底の見え透いた濁った瞳
僕はたえず 言葉を交わし 感情を君に放った
闇が君を蝕んでも 救い出すのは僕ではないと思うんだ
手を伸ばした先にはね…
点 点 点 点
覗き込むような隙間を通り抜けようと、躍起になる君を見る
トン トン トン トン
いい加減にしなよ と肩を叩かれる君を見る
涙で濡れる表情で失ったもののカケラをかき集めた
綺麗な思い出だった と
今でさえ口にしない僕に 出来ることはないんだよ
きっと君にはわからないだろうけど
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