麗らか
慎太郎目線
不思議そうに振り返った優紀様は、この世のものとも思えないくらい可愛らしかった。
首かしげ+上目遣いって‥‥!!
慎太郎は悶えていた。
しかしそんな素振りは全く見せず、爽やかな笑顔で優紀を見つめ返す。
「お父様が?何のようなんだろう?」
「私も理由ははっきりと分かりませんが、この時期に旦那様が大事な話があると直々に呼び出し、秘書の田中さんに優紀様がこの春から通う神宮学園の入学を取り消すよう指示していたところをみ「っ入学届けを取り消したあ!?」‥‥はい、先ほど話しておられましたよ。」
やはり優紀様は知らなかったのか。
旦那様があんなに生き生きとした顔で秘書の田中さんに話していたから、そんなところだろうとは思っていたが‥
話を遮られたことも気にせず、慎太郎は冷静に考えていた
それにしても驚いた顔の優紀様も素敵だ。
のかは定かではない。
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