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皆さん静かにお願いします。
裏切り

生徒会室にて他のラビリンスメンバーが龍騎を見る。

ここで校内ランキングを参考程度に紹介する。

抱かれたいランキング
一位同率 八神龍騎(2-S)生徒会長
片桐光輝(2-S)風紀委員長
三位 秋宮紅(2-S)副委員長
四位 宮凪楓(2-S)会計
五位 桜木魅夜(2-F)風紀委員
六位 神木衛(2-A)風紀委員
七位 神宮寺陸(2-B)風紀委員
八位 寿春雨(2-S)書記
九位 霧隠鬼鮫(1-S)
十位 久保帯人(1-S)

抱きたいランキング
一位 神楽来夢(2-A)風紀委員
二位 京極雪(2-S)副会長
三位 桜木魅夜
四位同率 木嶋海斗(2-A)生徒会補佐
木嶋風斗(2-A)生徒会補佐
五位以降は特別関わらないので省略。主に龍騎のセフレ多し。

因みに狂弥が二階席なのは、前生徒会や前風紀委員など、ランキングの投票無効となる三年生で前回ランキングで上位だった者は二階席なのです。

話しは戻って書記の春雨はジッとりとした目で龍騎を見て、会計の楓はニヤニヤと笑っていた。

「…龍騎。振られた。」

春雨がポツリと言えば、ビシッと青筋が浮かぶ。

「てことわぁ。ミィちゃんフリーになったんだねぇ。ラッキィ☆」

楓はうっとおしくも魅夜を狙う気満々で龍騎はペンを投げつけた。

「八つ当たりは行けませんよ。
桜木を龍騎がキッチリ捕まえておかないから、また片桐の周りに纏わり付くじゃないですか。」

雪は光輝をずっと狙っているが、全く相手にされないのだ。
雪の言葉に龍騎はニヤニヤ笑う。

「ハッ。お前の胡散臭い性格で魅夜と彼奴との間に入ろうとするのが無理なんだよ。
例え魅夜が居なくなろうが彼奴こそ魅夜を探すために消えるだろうよ。」

龍騎の言葉に雪は表情を消した。

「抱かれたいランキング二位とか良くお前がなったよな。性格最悪だし。」

さらに続いた龍騎の言葉で雪は冷笑を浮かべた。

「お前には言われたくないよ。
ヤリチン野郎が。」

雪の言葉に龍騎は眉間に皺を寄せたのだった。

ここは極寒の地か!と楓が突っ込みをいれたくなった時に、ラビリンスでは情報屋の位置にいる双子が声をあげた。

「あんたらの恋愛どーでもいーよ。」
「俺達の遊び場、ラビリンスどーすんの?」
「「さっさと決めてよ。」」

パソコンを弄りながら話す海斗。
海斗の髪の毛で遊んでいる風斗が睨んだ。

「ミィを傷つけたキングは自業自得。」
「片桐に振り向いてもらえないクインも自業自得。」
「「2人共性格悪いから。」」
「ラビリンス潰せば?」
「どうせ仲間意識なんて欠片も無いし。」
「「俺達はミィの味方だし。」」

そう言った双子はケラケラ笑った。
雪も龍騎もグッと押し黙るしかなかった。



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