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ゆるゆる
サプラーイズ

アップテンポの音楽に合わせて舞台裏から出てきたのは、皆が待ち望んでいた愛夢だった。

長かったドレスは切り裂かれた為に前は太ももが見えるほど短くして後ろを長めに残して切り裂いた残りで腰にリボンをつけた。

綺麗な素足を見せ、足首のアンクレットがエロさを醸し出しながら真っ直ぐ舞台を歩く。

キラキラの笑顔で弥彦と愛華の元に歩く。

弥彦と愛華の元についた瞬間。
曲は、結婚式のテーマに変わり弥彦の顔が驚きに変わる。

愛華は心底楽しそうに笑いながら愛夢と弥彦を見ている。

そして、愛夢はヴェールを取り愛華に投げた瞬間。
背の高い弥彦の首に手を回して、弥彦の顔を引き寄せてチュッと可愛らしいキスをした。

弥彦はさらに驚いた顔をしたが、愛夢は悪戯が成功した可愛らしい笑顔を見せた。ステージ下は顔を真っ赤に鼻血を流す者が続出した。

愛夢は愛華からマイクを受け取り話し始める。

「皆さん。今まで黙っててゴメンなさい。俺の本名は八神愛夢です。
ここにいる八神愛華は俺の母です。
そして、こちらは知ってると思いますが鬼道学園生徒会会長の鬼道弥彦です。

そして、





俺の婚約者です。」

愛夢の言葉を聞いた瞬間。沈黙したが、すぐに絶叫に変わった。

愛夢は苦笑する。
そして、愛夢のマイクを弥彦が取り上げた。

「黙れ。」

弥彦様々だなぁ。と感心するほど一瞬で静かになった。




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