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呪いですか!?
職員室

理事長の名前は鈴里喜一(すずりきいち)さんだそうだ。何故か喜一さんと呼ぶように言われたのだが。まっいっか。


喜一さんに案内されて着いたのは、広い職員室。

ぱねぇ〜。

「皆さん揃ってますか?」

喜一さんが入り声を掛ければ、皆が立ち上がり返事をした。
もちろん、"外行き"の顔だ。

さすが人気あるなぁ。

関心してたら俺の紹介を、してくれてた。

「今日から赴任する篝愛羅先生です。
いきなりですが、篝先生には空きの3-Fの担任及び風紀委員の顧問をしてもらうので皆さんフォローのほうよろしくお願いしますね。」

その言葉に固まる先生方。

そう。なんでもFクラスとは不良達の巣窟らしく、担任にでもなればすぐに辞める先生が多いらしい。

風紀は学園の秩序を守る為に作られた警察みたいなものだそうだ。

元々その空きで募集していたらしいので、変えれないらしく喜一さんには何かあれば直ぐに、逃げるように言われた。

俺は過保護な父親と兄貴のおかげで、武道は殆ど習っているので大丈夫だと喜一さんには伝えておいた。

武器になるものでも隠し持っておくように言われたので、ヌンチャクの許可をとっておいた。

「篝愛羅です。
よろしくお願いします。」

と挨拶をしたのだが、先生方は何故か顔を赤く俺を凝視していた。

んー。

スルーだ。俺は何も見てない。

「では、篝先生も本日からでイキナリの担任及び風紀委員の顧問に当たるので、お世話役を柊先生にお願いしますね。」

そこで、いかにも体育教師って先生の陰で見えなかった、1人の先生が出てきた。

ん?


柊…


懐かしい響きだ。




[逝ってよし#]

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