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小説
戦闘中@
始めに、主人公が馬鹿っぽくなってます。
ご注意ください。




本日は秘密結社ラボにて、アイテム回収と最終階に発生したシャドウを倒しに行くことになった。

只今戦闘中である。
敵は招きの女御4体、戦闘メンバーは、雪子、陽介、直斗

一番最初に陽介が行動した。

「こい!ジライヤ!マハガルーラ」

敵全体にヒット

招きの女御が呪文と唱えた

「テンタラワー」

味方全体に放たれた。

深海は、バステに掛からなかったので、すぐさま、みんなに声を掛けた。

「みんな!無事か?」

「ええ、こっちは大丈夫よ」

「俺も、大丈夫だ」

直斗の返事が無い、まさかと思い、深海は直斗をみた。

直斗は、虚ろな瞳をしていた。

深海は、雪子に次の行動を指示した。
「雪子、直斗が混乱している、次の行動時に、メパトラを頼む!」

雪子が行動する前に、直斗が動いた。

直斗の虚ろな目が、深海に向けられた。

銃口を、ゆっくりと構えて、深海に向け、引き金がゆっくりと絞られた。

ぱぁん

「相棒!大丈夫か?」

「深海君なら、大丈夫じゃない、確か、物理攻撃無効のペルソナだったはずよ」

陽介は確かにそうだけどと思った時、りせから

「花村先輩!まずい!まずいよ!先輩が!先輩が!」

陽介は、まさかと思いカランカランと音のする方を見てみると、深海の手から刀が落ちた。

「な直斗が、俺に攻撃を・・・、俺は直斗に嫌われていたのか・・・」

がっくしと、膝をついて、両手も地面に付けて頭が垂れていた。

「うわっ!やっぱし!どんだけ、打たれ弱いんだよ!深海!しっかりしろ!直斗は、混乱しているだけだ」

陽介は、必死に声を掛けたが、とうの深海は、沈んだまま

「雪子先輩!早く二人を治して上げて」りせがそう言った時
ようやく、雪子が行動出来る事になり

「コノハナサクヤ!メパトラ!」

味方全員に魔法が掛けられた。

「あ あれ、僕」

直斗は正気に戻ったが、

「直斗が、直斗が・・・」

「やっぱし、深海は戻らねぇか、バステじゃねーもんな、直斗!深海を正気に戻してやってくれ!」

「ええ!?でも、僕は、バステを直す魔法なんて持ってませんよ!」

「いいから!天城と俺がこいつらの相手をするから!お前は深海を頼む!」

「わ 分かりました」

直斗は訳が分からず、取り敢えず深海の元へと走った。

「深海さん、大丈夫ですか?どうしたんです?正気に戻ってください!」

直斗は、深海の頬に手を添えて顔を上げさせた。

焦点の定まらなかった深海の瞳に光が戻った瞬間

「直斗!」と抱きついて押し倒した。

「え ええっ、深海さん!お 落ちて下さい!早く戦闘に戻らないと!花村先輩達だけじゃ!」

ごつっと音がして、深海は崩れ落ちた。

戦闘を終了させた陽介が、深海を気絶させたのだった。
陽介は一つ溜息をついて、少し呆れた顔で、深海を担いで壁に持たれさせた。

「はー、どうしょうもないな、しょうが無いんだろうケド、直斗、今度からこれ被っとけよ、」

陽介は直斗にサクラン帽子を渡した。

「お前が、混乱して、深海に攻撃すると、こいつが使いもんにならねぇんだよな、だから、な」

「ええ?僕、深海さんを攻撃したんですか?お 覚えてないです、
あっ、あれ、でも、深海さんって、確か、物理無効ペルソナじゃなかったですか?」

「ああ、そーだけど、あいつの場合、体の傷じゃなくて、心に、ダメージがくるんじゃね」
陽介はにっこりとウィンクをした。

直斗は、意味が分からず、小首をかしげた。

「あっ、深海君が気が付いたよ!」

目覚めた深海も、しばらくきょとんとして、自分に何が起こったのか判らず、首を傾げていた。

そんな深海を見て陽介は、何でも無いよっといった顔で声を掛けた。
「じゃ、探索再開と行こうぜ!相棒」


深海は、走りながら考えていた。
俺、なんか一番体験したくない事があったような気がするけど、なんだっけか?
思い出せない、んで、なんで俺気絶してたんだ?弱点ないペルソナ付けてた、はずなのに?
深海は、?マークを多々飛ばしながらも、戦って行くのであった。








≪あとがき≫
ちょっとギャグで書いてみたつもりでしたが、ギャグにもなってないですよねf^_^;すみません。
でも、うちの主人公は直斗一筋なので、攻撃されたらこうなるんではっと思いましたので、

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