目指せ!林翔高校
──放課後。
帰りの準備をしていると、何故だか私の周りに集まってくる愉快なクラスの仲間たち。
「え、何かご用?」
「行くよ!」
一人の友達に腕を掴まれた。
「へ…?」
い く よ ?ってどこに?
「ほら、早く!」
「…あの、どこへ?」
私が首をかしげると辺りからため息がたくさん聞こえた。
みんなして何さ!!だいたい、約束なんてしてたっけ?
「決まってるじゃない!!林翔高校よ!!」
そう言って、目の前にいる友達が人差し指をピンと伸ばし天へ向けた。
「はあ!?」
なんで林翔高校!?てか、行ってどうするのさ!!
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