[携帯モード] [URL送信]






最初にお読みください

頭の頂点にそっと(エース)
普段は前髪に隠されたそこに(ロー)
髪を一房拝借して
閉じた目の上に(ゾロ)
ひんやりとした耳朶へ(マルコ)
薄っすらと色付く頬へと(ロー)
赤い唇へ触れるだけの
首の裏へ存在を刻むように(スモーカー)
噛み付くかのように喉へ(キッド)
敏感な皮膚をなぞるかのように(ロー)New
浮き上がった細い骨へ(ロー)
肩の出っ張った骨の辺りに
しなやかに伸びた腕へ
袖口から覗く、細い手首に
手を取り、まるで主従の契りのように(ロー)
伸ばされた指先に(シャンクス)
脈打つ胸の音に耳を傾けながら(サンジ)
皮膚の下の骨の存在を確かめつつ
お腹の弱い部分を労るように(ゾロ)
柔らかな足の付け根に(シャンクス)
普段は服で隠された太腿へ
骨張っている膝の上に
跪いて、その足に(サンジ)
殆ど触れることのない爪先へ(キッド)
もう一度、声を奪うかのように激しく



title by 追憶の苑

もどる


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
無料HPエムペ!