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REBORN 長編


「綱吉くぅぅーん!2人がイジメてきますぅ!」


「ぎゃぁ気持ち悪い!鼻水付けんなよ骸!」


「気持ち悪い!?綱吉くんが…綱吉くんが反抗期にナボスッッ!!」


「ぎゃぁあ!今度は鼻血が付いたぁー!」



骸が床に沈んだその後ろには恐い顔をした2人がいました。
ちなみに、骸の背中には2つの足跡がクッキリと付いていた。



「僕の綱吉に近付かないくれない?変態パイナップル。」


「足が滑った。」


「……………。」

(何も言えない……)




−−−−カラカラカラカラ…


「あれ?越前君たち、まだ居たの?」



大浴場の扉が開いて不二が声をかけてきた。


「変なのに絡まれてたから。」


「その『変なの』には僕も入っているのかい?」


「入ってない訳ないじゃん。」


「へぇ……」


「あわわわわ雲雀さん落ち着いて下さい!」



リョーマと雲雀の間に火花が散る。



「綱吉くん。この人は誰なのかな?」


「えっと、学校の先輩なんですけど…」


「そっか…手塚。出番だよ。」



そう言って不二は手塚に視線を送る。
手塚の眉間の皺が増えた。



「お前が行けば「可愛い後輩のピンチだよ。」」


「分かった。行ってこよう。」


(あの人単純なんだな…)

「手塚さん大丈夫なんでしょうか…?」


「ふふ…目には目を、仏頂面には仏頂面って事だよ。」


「……そうですね…」

(なんかこの人怖ェー!)





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