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REBORN 長編
火花

「「綱吉(君)!!!!!!!」」


「ぅわっ!!!!」
「!!???」



のぼせたのかな?なんてツナが考えていると今度は更衣室のドアが勢いよく開いた。



「雲雀さんに骸ーー!!!???」


「今度はアンタの知り合い?」


「うっ…うん…まぁ……」

(何て言えば良いか分からないけど…)




「つつつつ綱吉君!!!そんな大胆に脱がなくても…!!!そこに人が居るじゃないですか!!!」


「…鼻血拭けよ骸。」



上だけまだ何も着ていないツナを見て骸は鼻血を出していた。



「綱吉が2人居る!!??」



先程の手塚と同様なぜか錯覚を起こした雲雀が柄にもなく叫んだ。


「雲雀さん!!??そんなキャラでしたっけ!!??」


「僕はいつでも好きなキャラなんだよ。…で?その子は誰なんだい??」



いつもの仏頂面に戻った雲雀はリョーマに視線を向ける。



「…アンタこそ誰??」

(この仏頂面…部長みたい…)


「あれ??僕は無視ですか??」


「リョ…リョーマ君。この人は雲雀恭弥さん。俺の中学の風紀委員長なんだ。」


「綱吉君??僕は??」



なんとなく良い雰囲気では無いと悟り、ツナはすかさずリョーマに言った。



「ふーん…部長と雰囲気が似てる。中学生に見えないね。」



(リョーマくぅぅぅーん!!!なんて事をををををぉぉ!!!!咬み殺されちゃうよーー!!!!)


「へぇ…君、いい度胸してるね。」


「ちょっと!!!僕を無視しないで下さいよ!!!」



雲雀とリョーマが睨み合っていると間に骸が割って入った。そのおかげか雰囲気が少し和らいだ。



「さっきから煩いよ。変態南国青果実。スライスにするよ。」


「…てか誰。沖縄原産のパイナップル?缶詰に返れば。」



(うわぁ…なんか骸が可哀相な気がする……)




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あきゅろす。
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