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REBORN 長編
6月の花婿01【雲、登場】



「ワォ。この部屋、群れすぎじゃない??」

突然声が部屋に響いた。姿は見えないがこの声の主は皆分かっている。


(いやいやいやいや!!有り得ないだろコレ。あの人がこんな所に来る訳無い…)

−−−−ガラ

「やぁ。沢田。」


(…事も無かった…。)


閉まっていた窓が開いてそこに現れたのは最凶の風紀委員長である雲雀恭弥だった。


「ひっ…雲雀さん…なんで窓から…」

「どこから入るかなんて僕の勝手でしょ」

「俺の家なんですけど…」

怯えながら綱吉が言うと雲雀は少し口元を緩めた。

「君の家は僕の家だよ。」



(あなたはジャ●アンですか!!!!)


直接言うとトンファーが飛んできそうなので、心の中でツッコんだ。


「ふざけんなヒバリー!!!テメェはジャ●アン気取りかコラァァ!!!てゆーか10代目はもうすぐ俺に嫁ぐんだよ!!!


ダイナマイトを手に持って獄寺が叫ぶ。



「ハハハッ ヒバリも獄寺も言ってる事軽く気持ち悪いのなーツナは俺と結婚して竹寿司を継ぐんだよなー」


いつもと同じ笑顔の筈だがなんだか黒いオーラを出しながら山本が言った。


「山本っ!!自分は違うみたいな事言ってるけど、皆と言ってる事同じだよ!!??獄寺君と雲雀さんはお願いですので暴れないで下さーい!!!」


綱吉は精一杯な声で叫んだ。




「まったくガキだな。お前ら。」


今まで黙っていたリボーンが口を開いた。





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あきゅろす。
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