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REBORN 長編
小さな争い**リボーンSide

「俺疲れたから風呂入ってくるね。」



かなり広い部屋へ招かれ荷物を置いてから一言。


「なっ…あんな広い所にお一人で入られるなんて危険です!!!」


「同感です。綱吉君一人だと危なすぎですよ。」

真っ先に反応してきたこの2人。いくらなんでも心配しすぎな気がする……



「じゃあ綱吉。僕と2人だけで入ろうか。」


「雲雀じゃ逆に危ないのなーツナ〜俺と入らねぇ??」


「もうっ!!子供じゃないんだからお風呂くらい一人で入れるよ!!リボーン!!良いだろ!!??」


さすがにムカついた。俺ってどんだけ子供扱いされてんのさ!!


「好きにしろ。」


さすがリボーン。分かってくれるなぁ。骸と雲雀さんは火花を散らしてるし獄寺くんと山本と睨み合ってるし。
一人で風呂ぐらい入れる所を見せてやる!!


「…あっ待って下さい10代目っ!!!」


静かに部屋を出ようしたのに気付かれんの早いな俺っ!!


「つ…付いて来ないでよっ!!!」

「うっ……」


そう叫べば獄寺くんはピタリと止まった。その隙に部屋を飛び出した。


「逃げられてんのな〜獄寺ダサッ」


「ヘタレですね。」


「煙草犬。」


「てめぇ等ケンカ売ってんのか!!!!」

容赦無く3人から責められ獄寺は切れた。了平とランボはこの騒ぎの中、部屋の隅で寝ていた。



「10代目と一緒に入るのは俺だぁ!!!!」


「獄寺はヘタレだからやめといた方がいいぜっ!!!俺が行くっ!!」


「君達なんかに僕の綱吉君の裸を見せる訳にはいきませんよっ!!!」


「ちょっと!!勝手な事言わないでよね。あの子の体は僕のものだよ!!」



部屋の中だというのにお互いに武器を振り回す4人。




「…この状況でよく寝れるなこいつ等…」


リボーンは2人をみて呟いた。



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