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REBORN 長編
6月の花婿00【雨と嵐、参上】




「ツナ、結婚相手を選べ。」

「………は??」


最凶の…もとい、最強の家庭教師の口から発せられた言葉の意味はすぐには分からなかった。


「ちっ。これだからダメツナは…」

「いきなり結婚相手を選べって言われて納得できる訳ないだろ!!つーかホントなんでいきなり!!??」

「今日はその相手を呼んどいたからな。そろそろ来るだろ。」

「聞けよっ!!」





「−−−−うだ−めー!!!

「え??今何か聞こえなかった??」

「来たな。」

「誰が来たn「10代目ぇぇぇええ!!!!!」」


いきなり勢いよく自室のドアが開かれそこに現れたのは自称右腕の獄寺隼人だった。


「ええぇー!!???何で獄寺君!!??どうしたのいきなり!!??」

「10代目!!!俺を結婚相手に選んで頂いたそうで飛んできました!!!この獄寺隼人!!!必ずしも10代目に不自由をさせません!!!!幸せにします!!!」

「はぁぁぁぁ!!!????リボーン!!!!どうゆう事だよっ!!」

「そうゆう事だ。」

「わかんねぇからー!!!なんで獄寺君なんだよっ!!男同士じゃん!!」

「10代目!!!何を言っておられるんですか!!!愛に性別は関係ありません!!!」

獄寺は目をキラキラさせながら力説する。

「ツナー!!!」

いつの間に入ってきたのか今度は山本が背後から抱き着いてきた。獄寺が吠えまくっているがスルーした。

「や…山本ー!??」
(あ、なんか嫌な予感。)

「ツナ、俺ぜってぇツナを幸せにするな」


嫌な予感は当たっていた。


「山本までー!!??男同士って事に違和感は無いの2人共っ!!??」

「「全く無ぃ(のな♪)(です!!)」」


山本はとても爽やかな笑顔で、獄寺はとても輝きに満ちた目をして即答した。





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