俺はあいつを許さない。 5 ふー走った走った。 は、いいけど何この状況…… いや、あのね?初流さんがいるんだろうなーってことは分かるんだよ?分かるんだけどさ。ねぇ? 野次馬どんだけーーー 「うぐっ、と、おしてくださっぐはっ」 無理矢理突っ込もうとするも跳ね返され…… 「よいしょっういぐはっ」 下を這って行こうとするも踏み潰され…… 「ていっていっていっ……はぁはぁはぁ」 跳んで上から様子を覗こうにも身長が…… 只今絶賛落ち込み中。 「どいてぇくれるぅー?」 ザッ あ、やっぱ嘘。俺只今ハイテンション!! 道を開いてくれたお方はどなたじゃ!! と勢いよく後ろを振り向くとそこには金髪イケメンさんがいた。 ぐはぁっ ま、眩しい! 思わず手でガードしていると金髪が道を進み始めた。 …………はっ!み、道が閉じてしまう!! 俺は急いでイケメンさんに続いた。 え?何?ゲスい?うるさいわ!! 俺が一番思っとるわ!! [*うわっ][てやっ#] [戻る] |