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俺はあいつを許さない。



「いやー。想像以上にうるさい集団だな。」

「本当だよ。あいつらは周りの事なんて一切考えてないんだ…」

そう言ってまさは、マリモとゴキブリを睨む。

「あ。それよりも…ゆう。」

「あぁ、分かってる。あいつを助けるんだろ?」

「うん。マリモのことだから僕がいなくなったらまた新しく誰かに目をつけると思ってたけど……」

「あれは酷ぇな。」

俺らの視線の先にいるのは平凡くん。
周りから恨みの込もった目で見られ、マリモからは暗い、性格悪いと罵られている。

……そしてゴキブリ達からはマリモが見えないところで暴力を受けているみたいだ。

机の下でゴキブリ達が平凡くんの足を蹴ったり踏んだりしていて、平凡くんの手にはどす黒い打撲のあとが残っていた。

何故ゴキブリも周りのヤツもそれに気付かないのだろうか。一部の生徒は気付いているみたいだけど我関せず。

「本当に腐ってやがるな。この学校は。」

舌打ちをしながら周りで平凡の陰口をいっているヤツらを睨み付ける。

「ゆう。落ち着きなよ。取り合えずあの子を助けることだけ考えよ?」

「あぁ。」

俺は軽く返事をしながらタッチパネルのコールボタンを押す。

早くこんな胸くそ悪い場所から退散しよう。

俺は折角のメロンシャーベットパフェだが、急いで食べた。

いやぁ〜。美味かったぁ♪




[*うわっ][てやっ#]

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あきゅろす。
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