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Short Novel
酒後林檎



あれ? 何でこうなった?






<酒後林檎>







前に食糧を買って一週間…前回の食糧は底をつき仕方なく買い出しに出た

勿論リタは家で読書…黙々と本を読んでいたから邪魔したら怒ると思ったし



ミヤト
「あとは…特にないな、んじゃあ帰るか」



思っていたより、食糧は少なくすんだ…リタも俺も少食ってのが原因だろうけど

…旅の途中でユーリが余りにも少食過ぎて心配した位だしね



それはさておき、商店のおばちゃんに呼び止められて足を向ける



「アンタが買い物って珍しいねぇ…流石にタダではやれないけど安くするよ!!」

ミヤト
「そうだなぁ…んじゃ、このチョコにするよ」



ガルドを渡してチョコを受け取る…甘いのは疲れにいいとかユーリに言われたしリタにちょうどいいかなって思った

そんでもって家についた俺はチョコはそのままに買ってきたものから適当な食糧を取り出して夕食を作る



漸く出来たと皿に盛り付けようと思ったら急に背中が温かくなる

原因は解ってるけどそんな事しないと思う



振り向けば顔を真っ赤にしたリタ



ミヤト
「どしたの? 風邪?」

リタ
「うるひゃい…」



…あれ? 滑舌悪くなってない?

立ってられなくなったのか倒れてきたリタを抱き止める



ミヤト
「っと…ホントに大丈夫…な訳ないよ…!!?」



急に起き上がって唇を唇で塞がれる

唇を離したリタはまた俺にもたれかかる



服がキツく握られてるのが解ってとりあえず、ソファーへと連れていく

するとテーブルに置いてあったチョコがなくて、その包んでた紙を見てみる



ミヤト
「ブランデー入り…何だ酔ってただけか」



一安心していると膝が何か温かくて、見るとリタが俺の膝を枕にして寝ていた

まぁ、晩飯は温め直せばいいし、いっかな?



無用心な頬にさっきの仕返しでキスをする

起きるまでは放っとくか



そうしてる内に何故かはわかんないけど寝てた俺はリタに膝枕をして貰ってた











(何か頭痛い…)

(大丈夫? 水持って来ようか?)

(うん…)

(まだ抜けてないんか…)

(何の話よ?)

(何でもない)





はい、すみません二連で寝てるネタでした(汗)

次は違うので頑張ります

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