かんわきゅうだいのようなもの
主人公1と主人公2のこと
主人公1と主人公2のクラス担任ふ女教師
彼女は生徒思いの先生であり、担任しているこのクラスをよくまとめていると評される優秀な先生である。
彼女の趣味は人間観察
生徒を私物のように考えて規則でしばろうとする先生ではなく、一人一人を自我があると、各人の価値観や主張に耳を傾けようと理解しようと努める。
というより自分と違うことに楽しみを見出すタイプの人だった。
人から見たら真面目で包容力(心のゆとり)のある先生だった。
ふ女教師は生徒の誰か一人を依怙贔屓するのは嫌いであったが、主人公1と主人公2のことは気になっていた。
勿論この二人が何か悪いことをしたわけではない。
授業態度もたまに寝ていることはあっても騒ぐわけでもなければボイコットするわけでもなくそういう意味で悪いことは無い。
テストの時にカンニングしていたこともない。
主人公1と主人公2が何か耳打ちしたり合図を送っていると、ふ女子高生が「ふたり」の様子を観察しているのに気が付き興味を持ち始めたのである。
覚えのあるふ女子高生ちゃんの行動にピンと来て、自然主人公1と主人公2のことを目で追うようになっていたのだ。
彼女のことは普段は、さん付けで呼んでいるが、心の中では親しみを込めてちゃん付けで呼んでいる。
依怙贔屓は彼女に対してかもしれない。
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