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幻想詩編
空の器
振り返れば待つばかり

ハラハラと泣いて子守唄


せめぐ花は星に望む

つぶさに想い、心癒えず


ねえ、ほんとうに

いつまでも、ココに居て

ほんとうに………


空で独り

目が覚めて、花は知る


風になって、彼方より見つめて

愛を知らせて

此処だと、教えて


花籠は揺れて、子守の歌残る

いつまでも、聴いておくれ

ずっと、愛しい人



要約すると、誰の為

カラカラに渇いた喉を鳴らして


愛の為に、星に乗って

かけがえのない、誉れを棄て


ねえ、おしえて

いつでも、ココに居るなら

おしえて………


空に想い

風を撫で、花は知る


風に乗って、連れ出して

私を見つけて

叫びを、聞いて


望みは叶う、誰かの為に

いつまでも、想うから

ああ、美しい人



鳥籠にもとめて散る

バラバラの羽根を集めて


狂わせて想い

幸せになろう、そう誓って


ねえ、見て聞いて

ほんとうにしあわせ

だから………


空に誓って

繋がって、花になる


風よ守って、愛を認めて

こころ鳴らして

狂うほど、しあわせ


夜空に、手を重ねる

いつまでも、待っている

ずっと、信じて





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あきゅろす。
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